Blouse du Dentiste

70141

1958

A1:Blouse du dentiste
A2:Moi,j'prefere la march apied
B1:Trompette d'occasion
B2:Oh! Quand les Saints
A,B1:Le long box (Barclay/Universal 549 716-2)
B2:Le Milleur
(RYM/PolyGram 191 924-2)


1957年から、奨学金を得てフランスに留学していたクィンシー・ジョーンズは、エディー・バークレイと彼のレーベルであるディスク・バークレイの下で多くのフランス人アーティストと仕事をした。シャルル・アズナヴール、ジャック・ブレル,etc…もちろん、アンリもその一人で、アンリ自身もクィンシーがフランスに滞在中にはいろいろと世話をしていたらしい。
大編成のジャズ・オーケストラを操るクィンシーの技術はさすがなもので、これまでに制作されたアンリの音楽でのバッキングの音の厚みは群を抜いている。まさしくそれはビッグバンドを従えてのレビューを想起させるスケールの大きさであり、ボリス作詞によるコミックソングに異様な程重荘な迫力をもたらしている。
表題曲「歯医者の白衣」は別名「歯医者のブルース」"Blues du Dentiste"として、ステージでの人気曲の一つとして歌われ続け、アンリが敬愛するレイ・チャールズがカバーしたほどの名曲。"Oh! Quand les Saints"は「聖者の行進」をフランス語訳したもの、クィンシーのアレンジが、より「ニグロ・スピリチュアル」(アンリ流では「フランコワズ・スピリトゥアレズ」)な指向性を持たせた。